2011年09月09日
富士山吉田口登山道を登る!
富士山吉田口登山道を登る!
富士吉田市観光サービス開発等調査研究委員会
平成23年9月9日 8時30分 気温23℃
富士吉田市商工会議所が中心になり、富士吉田の観光資源に目を向け、磨き上げる
ワーキンググループ富士吉田市観光サービス開発等調査研究委員会が7月に立ち上がり
委員を委嘱された。その委員会の3回目の集まりで、机上を離れ富士吉田の観光の
一つでもある吉田口登山道を五合目まで登り、調査する事になった。
ルートは富士山駅からバスで馬返しまで行き吉田口を五合目迄歩き、定期バスで
富士山駅まで帰って来るルートを巡った。昨日、脚力に不安を感じストックを2本
購入し今日に備えたが、多分成功だろう、今の所疲労感が余り無い。しかしながら
明日になればボデーブローのように疲労が湧いて来るかも知れない。
富士山駅は7月1日に富士吉田駅から富士山駅へと改名がされ、この夏は昨年と比べ
お客様が多少多かった気がする。集合時間の20分程前に駅に着き、観光客の目線で
チェックして回った。駅から降りて左折、赤鳥居の場所にある案内板にロッカーの
案内も欲しいと感じた。また、案内がロッカーのある外壁にもあれば分かり易い。
専用バスをチャーターして馬返しへ向かった。
馬返しの駐車場にプレハブの建物があったが、修景にあったものにしたら雰囲気が
改善されると思った。歴史民俗博物館の篠原学芸員が付き、解説をしてくれたが
とても分かり易かった。
--- 地 図 ---
登山道は台風12号の雨で真ん中が掘れて歩き難かった。
所々に集水枡があるが渡されている橋に一貫性がなくチョット勿体無い気がした。
どうせするなら同じもので通したい。
篠原学芸員のお陰で、御室浅間神社の水場も見る事が出来た。水のない富士山で
水は貴重品だ、水のある場所に重要な施設は建っている。
木々が大きく育ち遺跡を覆い隠したりしている。こうした木々は、たまには
処分しないと遺跡を飲み込まれる恐れを感じた。中食堂・三軒茶屋・十八軒茶屋
御座石などのお休み処では、下界の眺望を楽しみながら休憩出来るよう樹木を
切る必要性を感じた。また、休み場にベンチやテーブルがあれば、もっと
楽しく登山出来るのではないかと思った。三合目当りから石畳が道中に続くが
この雰囲気は貴重な観光資源に成り得ると思う。もし、埋まっている場所があれば
掘り出し、いにしえ人の遺功を披露出来ればと思う。登山道の周囲にはハクサン
シャクナゲがあちこちにある、この花が開花を迎えた時、また訪ねて見たくなった。
2006年10月14日 富士山北口登山道
房総石造文化財研究会HP
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投稿者 pinetree : 2011年09月09日 20:28