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2009年09月10日
夕焼けの渚公園にて
夕焼けの渚公園にて 山中湖
9月10日・4時20分・気温10℃
今年は秋が早そうだ。梨が原のデジタル温度計が10℃になった。
その温度計から500メートル山中湖方面に走った所に右側一杯へ車を寄せて止まり
右のフェンダーは大破している。もしやと思いユックリ進むと、バンビが歩道に
横たわって動かない、やっぱり事故だった。このバンビか?判らないが、たまに近くの
道路沿いの草むらで草を食んでいたのを見ていた。合掌
白鳥ポイントへ下りると寒く、吐く息は白い。
ヘッドライトに照らされた湖面からは湯気が立ち昇り、山中湖上空には薄い鍋蓋雲があるが
多少風があるのが救いだ、携帯で山中湖ライブを見ると御山が見えている、カメラのある
平野地区へ向かった。到着した時は山体が見えている、三脚を抱えカメラバックを背負い
近くのカメラマンに挨拶し、サー!撮ろうかと三脚を置くと同時に、ガスか右から左に動き
まるでミニ演芸場のカーテンの様に役者を隠してしまった。5時5分だ。
慌てて車に飛び乗り、カーテンガスの先へ回り込む様に車を走らせた。
向かう先に、御山が見えて視界が開けている所は?2箇所しかない。
撫岳荘前と夕焼けの渚公園だ。撫岳荘ではまだ見えない、渚公園まで来ると視界が開け
御山が見えている、よし!ここだ。何とか日の出前に御山と対峙出来た。
ラッキー!霧が段々薄くなって行く、ここが正解だった。赤く染まった御山は撮れなかったが
霧に煙る湖水に浮かぶオデッセイ号や、4羽が連なる白鳥ボート、逆さ富士も撮れ
ついでに富士吉田市・農道公園へ立ち寄り「実りの富士」も撮れ、実り多き朝だった。
近年、富士山麓の道路では対動物の事故が頻発し、何度も見ている。深夜から早朝
走る車は、充分な注意が必要だ。帰り道、現場にキャリアカーが止まり、動かなくなった
車を載せる準備をしており、初老のドライバーが、その光景を眺めていた。車はン十万は
掛かる事だろう。クワバラ・クワバラである。
投稿者 pinetree : 2009年09月10日 11:20