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2008年10月10日
山中湖・大平山にて
山中湖・大平山にて
１０月１０日４時３０分 気温１５℃
実に楽しく、大満足の朝だった。昨日、山中湖の住人、湖山人さんと大平山へ撮影行の約束をした。
集合場所になっている花の都公園には５０分に着いた、挨拶もそこそこに湖山人さんの軽トラックに
乗せて貰い山を目指した。
山を登り出すと道はドンドン悪路へ変わり、道は軽トラックでやっと通れる広さしかない。
ススキや小枝がバシ！バシ！っと、ウインドーガラスへ当たるが、湖山人は慣れた様子で見事な
ハンドル捌きを見せる。所々雨で路面の砂が流れ、３０センチ以上掘れている所もあり、路面を
見れば、それ以上絶対に行かないし、行けない道路だ。スタッグしたら亀の子状態になり、１人では
脱出出来ないだろう。そんな道を、お構い無く進む。助手席のドア・フレームに付いたグリップを
握った掌は汗で濡れていた。「着いたヨ～！」エッ！まだ道があるのに・・・さらに、道は細くなり
急な登り坂はバイクが通れる幅しかなく、トラックはススキの穂を蹴散らすと、いきなり視界が
開ける、頂上だ。東の稜線は赤オレンジ色の帯が出ていた。
「凄い、綺麗だ～！」広がる視界は２７０度、掌の汗は一気に乾いてしまった。
右には御山、左は朝焼け、中央には純白の雲海が山中湖全体を覆い、ホウキで掃いた様な雲まで漂い
彩雲まで撮る事が出来た。オールスターが勢揃いした感じだ。撮りまくった！その数３２０枚、フイルム
カメラにしたら１０本分。７時まで、二人だけで豪華パノラマショーを楽しんだ。連れが男性なのが
残念なところなのだが、ま、お互い様かも・・・。
帰り道、御山の上に傘雲が載り出していた。ＰＣで、撮った写真を整理を始めると
湖山人さんから「傘雲を撮った～？良い傘が掛かってるよ～！」との電話が入った。一旦、家へ入ると
中々出難いが、丁度、電車でいらしたお客様を送って行く用事があり、カメラを持ち出し帰り道、西小学校
校庭で傘雲の載った御山を撮った。 編集が、嬉しい悲鳴に変わる撮影行だった。
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投稿者 pinetree : 2008年10月10日 12:46