2013年10月28日
山中湖から富士山へ
白鳥の湖･山中湖！
平成２５年１０月２８日 ５時３０分 ２℃
起きられず１時間の遅刻だ。それでも秋の夜長、陽の出までは充分間に合った。
湖に着くと、湖面の東側三分の一がガスに覆われている。一番手前の白鳥
ポイントへ立った。今朝はいつになく白鳥が多い朝だ、陸の餌場では既に
５羽の白鳥が餌を啄んでいた。その姿が分かるのだろうか？沖合いから
集まって来る。仲の良いカップルがハートマークを作る、今日は良い事が
ありそうだ。
気嵐が湖面に昇り、山中湖を覆う鍋蓋雲はドンドンと濃くなり、やがて
御山も見えなくなる。ガスをオレンジ色に染めて陽が昇り、その逆光の湖面に
鳥達のシルエットが映る。冬へ向かうこの時期は湖水の温度と気温の温度差で
特にガスが発生し、湖を神秘的な雰囲気へと誘ってくれる。この時間、この場所
だけに与えてくれる自然からのプレゼントなのだ。
今朝はダブルヘッダーと決めていた、秋を求めてスバルラインを五合目へと上った。
錦秋の到来！富士スバルライン ７時０分 ０℃
料金所付近から黄色葉の紅葉が綺麗だ。一合目駐車場へハンドルを切り
「ド根性白樺くん」に会いに行く。この白樺の木は、元ガードレールの手前にあり
除雪の際押されて折れたが枯れる事無く、幹をＳ字にして頑張っている名木だ。
人生に疲れたら是非、富士を訪ね「ド根性白樺くん」に会ってみてくれ、風雪に耐え
成長を続ける彼を見たら、きっと元気を貰い復活出来る事だろう。
三合目辺りが見事に紅葉しています。
四合目上にある奥庭を訪ねた。
この周辺は黄金色に輝く唐松が綺麗でお奨め、丁度見頃だろうか。今朝は
恥ずかしながら太陽の位置を計算に入れず逆光になってしまい、木の幹や
枝を使って太陽を隠しての撮影になってしまった。五合目の気温は０℃
水溜りは凍り、日陰には霜が降りて５ｃｍはある立派な霜柱が立っていた。
あツそう・そう！撮影は太陽が西に動く午後がお奨めだ。
大沢駐車場からは本栖湖・河口湖も観える。
この時期、秋を求めて何度も五合目まで上ったが、今年が一番ナイスなタイミングだ。
明日２９日の晩は雨の予報だ、もしかすると御山は雪。今度は午後、冠雪した御山と
黄金色の唐松を撮りに、奥庭へリベンジする事にしよう。
透き通る青空の下、浮かぶ富士山
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投稿者 pinetree : 2013年10月28日 13:44