2010年08月02日
月見草鑑賞会
7月31・8月1日
”月見草大好き花の会”の皆さんが、今年も富士吉田市歴史民俗博物館の近くにある
御師住宅で、鑑賞会を開いた。主催者でもある友人の源さんから取材依頼の電話があり
出掛けた。
キャンドルが灯された御師住宅辰道を入って行くと、庭内には丹精を込めた月見草があり
夕暮れと共に咲き出す月見草を、時折降る小雨の中、傘をさしたお客さんが見ていた。
邸内には沢山のホウコウが飾られており、特に神聖な御神殿とダンゴバラに飾られたホウコウが
見事にマッチングし、街の活性化を願う源さんの思いがダンゴバラに表現されている気がした。
這子(ホウコウ人形)
ホウコウは古く江戸時代の頃より、小正月の行事、御神木の中程に縛り付け「子宝に
恵まれますように・・・」「子供が健やかに育ちますように・・・」と、願いを込めて
飾られ、子供が出来ない家では、これをもらうと赤ん坊が授かると云われる民俗伝統行事です。
投稿者 pinetree : 2010年08月02日 05:25