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2008年10月20日
濃藍色(こいあいいろ)の山中湖
濃藍色(こいあいいろ)の山中湖
20日・5時0分・気温10℃
ドアを開けると、雲が空一杯に覆っている。
携帯で各地のライブカメラをチェックすると、富士ヶ嶺、裏側はスッキリ見えている。
丁度、表裏の話になったので、その話をしよう。
どちら側から見た富士山が表か?裏か? 静岡県側が表で山梨県側が裏?そんな
不毛な議論は必要無い、自分の住んでいる街から観える富士山が表で良いのではないか
富士山は円錐形をしている、どこから観ても裏の無い、表だけの山なのだ。
長池に立つと、山中湖は周囲を低い山に囲まれ、まるで巨大なフライパンの様だ。
そのフライパンに蓋の様な雲が覆っている。過日、小雨の中で凄い日の出を見た、あれ以来
撮影行には成り難い曇天の日でも、出掛けるのが習慣となった。撮影行には100%の
「絶対」がある、それは行かなければ、出掛けなければ「絶対」に撮れないという事だ。
だからカメラマンは出掛ける、数パーセントの確率以下かも知れないと解っていても行き
待っていなければ「絶対」に撮れないから、運を信じて待つ、待つ。
まだまだ、そんな心境にはならないし、時間が許さないので待ってもいられない。
決めた時間の中で、目の前に繰り広げられる風景を切り取る事だけで精一杯だ。そんな中
今朝、初めての色に出会った濃藍色(こいあいいろ)だ。
和色大辞典 と、すり合わせてみた。650色、この中の幾つの色と出会える事だろう。
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投稿者 pinetree : 2008年10月20日 15:40