2008年10月16日
パール富士
16日・5時0分・気温7℃
11時には休んだが、珍しく2時半に起きてトイレに立った。パール富士は
カメラマンを興奮させてくれるらしい。余りにも早いので、もう一度寝たが
中々寝付けなかった。4時50分、目覚ましに起こされたが、そんな朝は
シャキットせず辛いものがあり、布団から出難い。
外は白み初めていた。
今朝のポイントは滝ケ原の貯水池だ、深雪で化粧された御山を右に見て、東富士五湖道路を
向かった。貯水池脇にはパール狙いのカメラマンが8人いて、挨拶して一番右側へ三脚を
立てた。前には、濃紺の空にスックと御山が鎮座して、その上に満月がユックリと降りて来る。
綺麗だ~! 時折、御山の前を、カメラマンの気を引く様に、いけずな雲が悪さをし覆い隠す。
「誰か行って、あの雲を吹き飛ばして来い」と、誰かが呟き笑いが起こる。
雲に邪魔されながらも何とか雲間から、月のウサギがしっかり付いた絵が撮れた。
帰り道、長池で湖山人さんと待ち合わせをした。
彼は1人、大平山で撮っていたのだ。逆さ富士を撮っている所へ、軽四を飛ばしてやって来た。
コンビニで買ったお茶を、ワンドに突き出した桟橋の上で、豪華なダブル御山を前に飲む
日本一贅沢なテイータイムかも知れない。
お茶を楽しみながらも目は、湖水の奥にいる鳥達を観ている、餌場に向かい編隊飛行をする
シーンを撮りたかったのだ。7時を回っている、諦めかけた時、4羽のカナダガンが向かって来た。
パシャパシャ!2人のカメラから軽快なシャッター音が響く、それから暫くして、お目当ての
白鳥が飛んで来た、パシャパシャ! 撮りながら気が付いた、300ミリの望遠のズームが
自由に使えたのだ、それも冷静に・・・ファインダーを覗きながらズームを動かし、瞬間的に
映作りしている自分に驚いた。昔から「習うより慣れろ・・・」とは、良く言ったものである。
今朝も良い朝を楽しんだ、富士山最高!山中湖最高!
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投稿者 pinetree : 2008年10月16日 09:26