2008年07月20日
パール富士
パール富士 北富士演習場にて
２０日・午前４時・気温２３℃
家を出ると、空には雲が掛かっているが、薄っすらと真ん丸い月が見えるので
薄い雲と判る。パール富士と赤富士狙いで演習場へ向かった。
演習場のダート道路を富士山方向へ向かうが、御山は見えて来ない。
時々月が、雲間から顔を出すが、イメージしている御山のはるか右上にある。
演習場には、何本かの東から西へ横断する道路があるが、今朝は、初めての
道路に車を進めた。
広大な演習場を西から東へ突っ走る、御山の裾野を回りこむ感じだ。
少し明るくなり、雲間から御山の右側稜線が見えて来た。１台の先客が道路脇に
車を止め三脚を立っていたので、後ろに止め、挨拶して三脚を立てた。
御山の前にある木々もバランス良く、また、日の出の方向にも遮るものも無く
どちらも撮れる場所だ。前方を覆う雲が動き、御山が見えて来たが、月の位置が
この場所では大きく外れている、４～５枚撮って場所を変える事にした。
「頂上の真中に月を置いてやる！」
車を東に進め、１キロ程走っただろうか？月はドンドン動き、真ん中に近付いて来た。
こんもりした丘を登ると驚きの光景が目前に広がった。車が道路脇、空いている場所に
ビッシリと止められ、何と５０人乗りの大型バスまであり、演習場でバスは初めだ。
道路右手御山側の草むらには１００メートル以上のカメラの砲列が出来ていた。
月は右下へスライドして行くので、皆がいる場所では真ん中には来ないと判断
砲列の一番左へ陣取ると、ギリギリのセーフで間に合った。頂上に御来光が当たり
始めたのだろう、カメラのフラッシュの小さな明かりがアチコチで煌めき綺麗だ。
パール富士も赤富士も、撮るには撮れたが、クリアな写真は撮れなかった。
また、チャレンジする事にしよう。家の駐車場に車を止めると、洗車仕立ての
リアウインドーには、演習場のダートを走った証明の砂埃、いや砂誇りが
ビッシリと着いていた。
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投稿者 pinetree : 2008年07月20日 06:15