2007年11月28日
竜巻
竜巻
富士山を観て左側、人間で言えば左肩の辺りにあるのが宝永山だ。
1707年12月、今から300年前に噴火し出来た山だ。その左下に
あるのが二つ塚(通称=双子山)また、スキー仲間の間ではオッパイ山と
呼んでいる山。富士山の御祭神は木花開耶姫命、女性の神様なので
妙に納得してしまう。
11月21日、いつもの様に山中湖で御山に対峙していた時、双子山の上に
黒い筋が見えた。何事かと、望遠レンズに付け替え覗くと竜巻だった。
西風の吹く冬季、富士山上空は気流が悪化し、時には航空機まで落とす。
昭和41年3月、双子山近くの太郎坊に墜落したBOAC英国航空機事故も
富士山特有の乱気流によるものとされている。
一見穏やかに見える御山も、独立峰ゆえの、自然の脅威を隠し
泰然自若としているが、時折この様にサインを出し警告を発信して
いるかのようだ。そんなところに益々はまってしまう、今日この頃である。
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投稿者 pinetree : 2007年11月28日 14:25