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2007年08月28日

神輿還幸・すすき祭り 27日

    吉田の火祭り 神輿還幸・すすき祭り 27日

 27日はお旅所に泰安された神輿が氏子の街を巡幸し、神社へ還幸する。
午後7時、御鞍石を発った神輿は上松にて神事を行い境内へと入場すると、待ち受ける
氏子、観客はなだれ込む様に高天原を中心に、神輿の後に続き走り出す。2周廻ると
そこへ御山さんが入場。歓声が上がり、祭りは一気に最高潮に達する。7周廻り
男達は愛しむ様に、また名残惜しそうに、御山さんを大地に3度叩き落とし、歓声と
拍手に包まれる。


 

 世話人は整列し、勢子衆に祭りを無事終えた感謝の言葉を添え送り出す。着興祭の
後、神輿は諏訪神社に奉安され、灯りの消された境内に、かがり火と提灯の灯りの
中を厳かに絹垣が進み、御神体が本殿に還幸される。その様子は神々しく厳粛で神聖
まさに幻想的で、今の時代を一時忘れてしまう程だ。
 富士山麓はこの祭りを境に一気に秋の気配へと向かう。

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投稿者 pinetree : 2007年08月28日 00:05