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2007年04月27日
ふじざくら祭り
吉田口登山道・中の茶屋周辺にて 地 図
桜の花を陰陽で表すと、明るい日差しの中で咲き誇るサクラは陽。唐松林の中で
ひっそりと下を向いて咲く富士桜は陰だ。日本人は桜が大好きである。ポケットに
100円玉はお持ちではないだろうか? 取り出してご覧あれ、愛されている事を
示す様に、桜は100円玉の表にもデザインされている。
桜の語源を調べると
*「サクラ」の名称の由来は、一説に「咲く」に複数を意味する「ら」を
加えたものとされ、元来は花の密生する植物全体を指したと言われている。
また他説として、春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)だから
サクラであるとも考えられている。富士山の頂きから、花の種をまいて花を
咲かせたとされる、「コノハナノサクヤビメ(木花之開耶姫)」の「さくや」を
とって「桜」になった、とも言われている。(ウィキペディアから)
木花之開耶姫様は、こちら吉田口登山道の登り口にある北口本宮冨士浅間神社の
ご祭神でもある。富士桜は豆ザクラ群に属し、別名 乙女ざくらとも云う。中の茶屋
周辺に、およそ2万本とも云われる富士桜が、今を盛りに咲き誇っている。
河口湖ミツバツツジ祭りは、明るい青空の下で大勢のお客さんが訪れ賑わっているが
2キロ離れた富士吉田市のふじざくら祭りは、ひっそりと静かに開催されている。
ソメイヨシノが陽とすれば富士桜は陰、云うならば簡素で人がいない静かな詫寂の
世界だ。乙女ざくらに囲まれた林道を、物思いに耽って歩くのも一興かも知れない。
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投稿者 pinetree : 2007年04月27日 17:28