2006年09月24日
「まち」がミュージアム
「まち」がミュージアム!
in フジヨシダ 2006
2000年から始まった 「まち」がミュージアム!早いもので7回目を迎え、そして
本日終えん日となりましたので、慌てて観て参りました。上天気に恵まれた午後の3時間
一汗掻き、良い運動になりました。富士山もその間ズーッと顔を出しており、1日中
お顔を見せてくれたのは随分久し振りの気がします。今年の夏、富士山のお出まし時間は
近年になく少ないものでした。
今日は暖かい日差しのせいでしょうか?”まちミュー”のパンフを片手に散策されている方を
短時間の内に10名程見ました。今回の企画の中では、堀内真氏の富士山学講座も参加させて
頂きましたが、下宮小室浅間神社のお話を興味深く拝聴させて頂き、知らない事ばかりで
大変勉強になりました。
何処でもそうなのだが、地元に長い事住んで生活していると、全てが普通で
当たり前になり、鈍感になってしまう。そんな中で”まちミュー”の企画は素晴らしく
静かな水面池に投げた一石で、波紋が静かに広がり「富士と昭和を楽しむ富士吉田
まちめぐり」との効果であろうか、子の神通りでは民家の玄関にセピア色に輝く
昔の写真が飾られ、住民参加型になって来ている気配が感じ取れた。やはり継続は
力なのだと膝を叩いた。
アートフェステイバル実行委員会の皆さんお疲れ様でした。
内藤絹子氏
「祈りの言葉」や「文字の遺伝子」というテーマで言葉・(文字)を
絵画的に表現した。
冨樫葉子・宮尾洋輔氏
「雨の日。それぞれの人の歩調で見えてくる時の流れ。静かに広がる水の波紋を
ゆっくり見ている時のように、またはどしゃぶりの雨の中を走って行く時のように。
富士のまちにはどんな雨音が響くのでしょうか?」
今は使われていない土蔵を使っての展示です。
矢部史朗氏
そこが どんな場所であっても、ちょっとした拍子で誰でも なんとか
することができるでしょう。
富士を背景に作品は屋台だ。
木沢和子氏
富士吉田を歩き、立ち止まり、考える。
そしてまた歩く。 そんなことをやってみようと思います。
広田美穂氏
気づかずに通り過ぎてしまう場所。普段は入る事が出来ない場所。
中へ入る時は、いつも、ドキドキしています。
作品は地下室に展示してあり、土の上に小さい風船を乗せたものです。
水垣尚・岡本和喜氏
生きてるうちに一回は。と思っていたが。こんな形で富士山に近づけるなんて・・・。
出来るだけ頭を真っ白にして行きます。
堀尾貞治氏
当たり前の事 = 即
まちミューが今年もやってきました。僕は神戸から毎回参加しているのですが
九月が来るとふるさとの祭りに帰るような心境です。そこにはうれしい沢山の
友達と富士山が一体となったまちミューがあり、僕にとっては花咲く日々です。
投稿者 pinetree : 2006年09月24日 21:36