2006年02月19日
男たちの大和
”男たちの大和”を17日に観て来た。
子供の頃、暇があれば絵に書き、プラモデルを作っていたのが0戦と大和だった。
そんな思い入れがあり上映中に必ず観たいと思っていたのだ。
映画は尾道市の造船ドッグに原寸大の大和を再現したものを使って撮ったので
本物の迫力が感じられた。映画に出てくる神尾の同級生妙子が好演で笑顔が可愛く
印象的だった。戦争映画を観ていつも思う事は、何て無駄で野蛮で残酷な馬鹿
げた事をしたものだと思うが、人類の歴史は有史以来戦いの連続で、これは
人間の持ち合わせた業(ごう)で人類が絶えるまで続くのだろう。
「改革」の旋風を起こし「自民党をぶっ壊す!」と言っていた小泉総理が
結局、高速道路を全線作る事になってしまった。 長島扮する臼淵大尉が
玉砕覚悟で沖縄に向かう大和で「日本は敗れて目覚めるしかない」と
言っていたが、今の日本は、日本人は何に敗れ、圧倒的に打ちのめされなければ
目覚めないのだろうか・・・。
”日本の借金770兆円” 東シナ海に沈み行く大和に、日本の国が重なって見えた。
投稿者 pinetree : 2006年02月19日 15:43