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2006年02月04日
壁を壊された！
壁を壊された！の巻
昨日の事です。午後２時頃、４名様で当日予約をＳタイプに頂き、此処の所
平日は予約が低調なので喜んでいた。
チェックインの予定を２１時とお聞きしていましたが、時間を過ぎてもやって来ません。
電話をボツボツしようかなと思っていたらチャイムが鳴り、車が入って来た。母屋から
飛び出し、フロントカウンターへ立った。フロントのドアが開き、ラッパー風な２０才位の
風体の良くない４人が入って来た。記帳しラジカセをリクエストしたので貸してやり
部屋へ案内した。「オッチャンこの辺に女の子と遊べるクラブ無い？酒を売ってる店は
無い？」部屋へ着くと同時にコンビニへ出掛けた。４人の大小の背中を見送りながら
胸の中で「嫌だな～！こんなアンチャンちに部屋を貸せるのは・・・」と思った。
翌朝、９時３０分。１０３号室から１２時迄延長希望の電話が入り、了解した。
虫が知らせたのか気になったので乗って来た車の番号を控えた。
１２時、連中がフロントへチェックアウトに入って来た。「グラスの破損等は
ございませんか？」「ゴミは出して頂けましたか？」「ハ～イ！無いで～す！」
２９４００円です。「ありがとうございます！気を付けてどうぞ・・・」 ドアの向こう側を歩く
やせた背の小さい２人がニヤケた顔をしながら車に乗り走り去った。
部屋の点検に入るとやはり汚い、庭を歩き小石の付着したスリッパが
目に入り、ゴミは玄関に置かれていて中のジュータンには焼酎のグリーンのビンが
３本転がっていた。酔っ払いの嘔吐の匂いもして、まさかと思ったテーブル上の
買い物袋の中にはタップリ ゴ・チ・ソ・ウが入っていた。テレビに大事ないかと付けてみる
音が鳴り、画像も出る、無事だ！胸を撫でた。２階へ上がる階段には何でウドンが？
足も無いのに転々と・・・落ちている。やはり食器も洗ってない。チェックアウト時
アンチャンちを待たせて点検しなかった後悔が脳裏を走った。敵も猿ものでフロントの
前に車を止め清算をしたのだ、チェックアウト後、もし部屋の前に戻りそこで乗車の
場合は声を掛け点検するチャンスがスムーズに生まれるが、それをさせて貰えなかった。
応援に来たカミさんに２階を任せ１階へ戻り、何気なく見渡したら 壁ガ！かっ！壁ガ！
ガ～～～～～～～～～～～～ン！
クリックをどうぞ！
１２時１０分、台帳に書いてもらった携帯に電話するが、何度しても出ない、シカトだ。
しょうがないので警察署へ電話した。１０分程で警官２名乗車のパトカーが来た。
様子を聞き取りながら話してると、また１台入って来て今度は刑事が４人乗っていた。
グラス・ペットボトルなどからも指紋を取った。この程度の事件で６人も・・・大げさで
警察も他に事件が無く暇なのかと思ってしまった。車のナンバーが判っているので
レンタカー会社へ電話を掛ければ１発で借主が判り、住所も・・・と思っていたら、何と
警察屋さんも個人情報保護法の壁があり、個人の情報をすんなり聞き出せないとの事だ
個人を守る為の法律が、回りまわって個人の味方にならず不利益にならなければ良いが
また事件などで捜査のスピードを要求される時に足かせを履かせる様な法律は変だ
などと考えてしまった。
３時３０分電話が鳴った。
「Ｓです。すいません！言えば良かったが気まずくて・・・・今サファリパークにいるので
帰りに寄ります」だって。どうやら警察があちこちに手配し仲間の携帯まで電話したので
知らない電話番号や留守電を見聞きし、怖くなって電話して来たようだ。１時間で来た。
「俺がしました、すいませんでした！」 「分った！あ～だ！こ～だ！言わないン万円
置いて行け！」「間違ってやった事はしょうがない、チャンと申告しないと・・・」
修理代を頂き、領収書を渡し「手配されてるからパトに捉まったらコレを見せて修理代を
払いましたと言え」と脅かし、引き取ってもらった。
警察署に修理代を頂いた旨電話を入れ、無かった事にして頂いた。
投稿者 pinetree : 2006年02月04日 00:43