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2018年08月21日

吉田の火祭り♪

  吉田の火祭り♪ 平成29年8月26日(昨年)

 18時30分、お旅所に御輿が奉安されると、祭典世話人が大松明を立て点火を開始する。


 18時50分、パインツリーでは毎年、奉納させている大松明の点火をお客様にプレゼントさせて頂いており
        今年は”火祭りロードレース”に挑戦するルネッサンズランナーズサークルの皆さんに点火
        して頂きました。

 毎年、パインツリーは「火祭り」に大松明を奉納させて頂き、お客様に点火の儀式を
プレゼントしておりますが、今年は1月に父親と叔母が亡くなり葬式を出しました。
火祭は清浄であることが求められ、特に死はケガレとして避けられます。江戸時代の
『富士日記』には(薪を用意せず)「残れるは忌み有る家のみなれば」とあります。

 『甲斐国志』には、「此村忌服アルモノハ、忌服令ニ拘ハラス、仮令ヒ忌服前年ニアリテモ
一年ノ間ハ社参ヲ止メ、祭前七月十七八日迄ニ他所ヘ出行キ、祭日ニ逢フコト能ハズ、篝火ヲ
挙ゲズ、祭終リテ漸ク家ニ帰ル、之ヲテマニ出ルト云」とあります。不幸があることを「ブク
(服)がかかる」と呼ばれております。
 ブクの家の者は、火祭の神輿や火を見ることを避けなければなりません。ブクの年の火祭には
忌みのために火祭に支障があったり、不幸が起こってはいけないので、泊まりがけで町の外の
親類の家や旅行に出かけます。これを「テマ(手間)に出る」と言い、近所の家からその家に対して
テマ見舞いとしてうどん粉やそば粉などをタマアブチという漆器桶に入れて贈られました。テマに
出るとき着てゆく着物を「テマ着ともよびました。テマに出た人は、火祭が終わった日の朝には
帰ってきました。また、上吉田から逃げずに家に閉じこもって火祭をやり過ごすこともあり、
これをクイコミといいました。 北口本宮冨士神社HPから
 
 従いまして、大松明も奉納出来ず、26日は神輿も火も見れませんので街から逃れます。
来年は、また大松明の奉納もさせて頂き、点火の儀式も復活致しますので、今回は、どうそ
お許し下さい。 

投稿者 pinetree : 2018年08月21日 18:28