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2013年05月07日
山笑う♪
山笑う山麓♪
平成２５年５月７日 ６時０分 １３℃
市内周辺の山々が新緑の季節を迎えた。春は木々草花が一斉に芽吹き
事の始まり、誕生を連想させてくれるから大好きだ。今朝は、太陽が
昇り、タップリ若葉に陽が射し込むのを待ち、ゆっくり出掛けた。
山笑うって？！「臥遊録」の「春山淡冶(たんや)として笑うが如し」から
春の山の草木が一斉に若芽吹いて、明るい感じになる様子を言うそうだが
言い得て妙である。山の木々が芽吹きだし山が膨らみ、豊かな色彩を放つ
まるで山が笑っているようだ。
この時期は１週間程しかない。自然は偉大な芸術家！実に巧みに緑を散らし
山を染め上げる。萌黄色草色・若苗色・萌黄色・山葵色・薄緑・若草色・若竹色
書ききれない程ある。日本人は古来より色に名前を付けて楽しんで来た文化を持つ
民族で誇りにさえ思う。
人間として個性を持って誕生しても、やがて大人になれば同化してしまう。山も
しかり一緒である、この季節、色んな色彩で輝いても、時が経ち夏になれば
多少変わりはあるが深緑色一色へと同化してしまう。毎日を忙しく過ごし、会社と
家との往復を繰り返すのも結構だが、たまには周囲の山々に目をやれば、近所で
季節の移ろいを感じる事が出来る。そんな、ゆとりを持って暮らしたい。
私達は素晴らしい自然の中で暮らしているのだ。
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投稿者 pinetree : 2013年05月07日 12:26