2012年07月01日
富士山山開き
30日 16時20分 気温22℃
北口本宮冨士浅間神社にて、今年も盛大に富士山開山祭が行われた。
この祭りは上吉田の住民にとって季節を感じさせてくれる大切なお祭りの
一つで、昔から多数の関係者が神社に集まり、厳かに行われている。
「御山参詣・富士まで歩る講」と題して、富士講に扮した参加者が東京日本橋から
富士山登山の入り口富士吉田市を目指し、約120キロの行程を歩いて来た皆さんが
金鳥居公園に到着、行衣を身にまとった富士保育園の園児と婦人会の皆さんもパレードに
加わり、関係者全員で浅間神社を目指しパレードします。北口本宮冨士浅間神社で
富士登山の安全祈願の神事が行われ、本殿西にある「富士北口登山本道」脇、鳥居に
設えられたしめ縄を手力男命(たじからおのみこと)が木槌で注連縄を切る
「お道開き」の儀式を行い、富士登山の開始を告げた。富士登山される方々の無事を
祈らずにはいられない。
上吉田には過って富士講が栄えていた時代80軒を超える御師の宿坊があった。
時代のすう勢と共に現在は30軒ほどが門を構え、その雰囲気を醸している。
富士山の世界文化遺産登録の気運が盛り上がる今、御師の存在をアピール
するために門を飾るちょうちんを製作し、開山祭を記にお披露目された。
御師の屋号が書かれたちょうちんは格調高く、上吉田の街をドレスUPしていた。
投稿者 pinetree : 2012年07月01日 05:59