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2011年10月10日
パンクした朝!
北富士演習場にて!
平成23年10月10日 4時0分 気温7℃
ドアを開けると、空に月がなく、真っ暗闇の中に霞んだ星が瞬いている。
ついこの間まで、上(御山の方向)を見ると、山小屋や登山者の放つ灯りが
連なっていたのが嘘のように、御山が闇に同化している。
車を進め、新屋の責草辺りまで来ると、街灯りが少なくなり、光に邪魔されなくなって
やっと御山の稜線が見え始める。陽の出の1時間前に現場に到着することを旨としているので
いつもより30分早い理想的な出撃だ。
今朝は北富士演習場の開放日だ、迷わず開いているゲートに突込んで行く。先日の台風で
荒れた道路も何とか修繕されており、大好きな高台まで行く事が出来た。途中でメスを2頭
連れたオス鹿を発見、車をそちらに向け、ライトを上目にして照らすと、一瞬立ち止まり
目をカツ!っと見開き、空かさず反転しススキの原に入って行った。角が、まだ半分程しか
成長していない若いオス鹿で、ツヤツヤした毛並みが綺麗で印象に残った。メス鹿は
珍しくないが、オス鹿に出会ったのは随分久し振りだ。
高台は真っ暗闇、怖いのでスモールランプを点けた。
まずは暗闇の中で星を撮るが、霞んでいて透明度が悪く写真にならない。そうこうしている
内に東の稜線が薄く色付いて来る。この時間帯は、茶色・鶯色・青・赤・黄・橙色が複雑に
混じり合う色彩の宝庫で、こんな色が撮れるから、ついつい早起きになってしまうのだ。
帰り道、車を発車させるとサイドブレーキを引いているような違和感があったが、悪路を
理由に気にせず走り、ゲートを抜け舗装道路へ入ると車体が小刻みに揺れる、これはと?
ドアを開けタイヤをチェックすると、左後輪タイヤの横が何箇所か裂けている。既にタイヤの
スリップサインが出ていたのを承知していたので、そのまま近くの友人の修理工場へ入った。
友人は、暗い内毎朝6キロのランニングをしているので、この時間はシャワーを終え
一息入れている頃だろうと、通常だと問題アリの早朝6時30分に電話した。ビンゴツ♪
大当たり!直ぐに電話に出て、工場へ来てくれた、持つべきは友人有難い。
結局、4本タイヤを購入する話となり、早速注文した。
タイヤをパンクさせたのは、いったい何時だったろう。もう20年以上車をジャッキ
UPした記憶はない。タイヤの性能が良くなったのか?道路が良くなったのか分からぬが
まあ、運が良かった事は間違いない。たまには荷物置き場になっているトランクを開け
スペアタイヤや工具の点検などもしておく必要がある。
透き通る青空の下、浮かぶ富士山
見て・感じて下さい!富士山麓の自然を・・・♪
投稿者 pinetree : 2011年10月10日 17:33