2011年04月16日
産土神様・松尾神社例大祭!
4月16日 正午 松尾神社例大祭が催行された。
松尾神社は、およそ480年前から松山地区の村氏神として祭られ、ゴンゲンサマ
ウジガミサマと呼ばれ地区の人々の心の拠り所として愛されております。祭神は大山
昨命 (オオヤマクイノミコト)で国家安泰、衣食住、酒造り、山の神、水の神、
縁結びの神、安産の神、そして疱瘡の神とも古来から伝わっています。4月に催行される
例大祭で、神輿を礼装して静かに担ぐスタイルは、もっとも特徴的で、昔々の祭りの際
神輿が暴れた時松山地区に流行病が発生したという。それ以来、松尾神社の神輿は
「そーっとよー!そーっとよー!」(ゆっくりとの意味)と担がれ、今に受け継がれ
ています。
3月11日、東北関東大震災が発生し、21日の祭典打ち合わせ会で今年の祭りの如何が
話題に上がったが、暴れる神輿と違う松尾神社の神輿が静々と一日でも早い東北の復興を
祈念し祭りを行う事は意味があると云う事で、祭りの催行となった。
氏子の奉仕で締め縄や花で飾られた参道、掃き清められた神社、綺麗に磨かれた神輿
花を飾り正装された神社、神社右手の祓戸にて式典の後、本殿にて神輿の発輿祭が
執り行われ、お魂が神輿に移された後、町内巡行へ出掛けた。神社旗、神楽堂、太鼓
総代、御神輿、婦人会の順序で隊列を組み、町内各地9ヶ所の御旅所で休憩、祭段を組み
祝詞奏上、玉串奉奠、獅子神楽の奉納等神事を行って町内を回り、夕方6時30分
神社へ神輿が奉安された。
こうして普通に祭りが出来る幸せ、普通に時間が流れる事に感謝だ。
投稿者 pinetree : 2011年04月16日 20:10