2010年11月06日
新倉西川林道にて
富士山麓の秋 その6
新倉西川林道から御坂トンネルへ向かう
平成22年11月6日 4時40分 気温3℃
富士吉田市内から新倉山を見ると、いつになく今年の紅葉は綺麗な気がする。
今朝は新倉西川林道から御坂トンネルへ向うことに決めた。
嘯山山(うそぶき)越しの御山を夜間撮影したかったので、少し早めに出掛けた。
家のドアを開けると霧が出ている、もしかすると紅葉と滝雲が・・・期待を胸に
鐘付堂から林道へと上がった。ポイントは、さすがに、この時間帯は誰もいない
真っ暗な道路脇に三脚を立てた。眼下では河口湖を覆っている雲海が、静かだが
まるで息をしているように、膨らんだり萎んだりをユッタリ繰り返している。
薄明るくなる頃、このポイントの番人(勝手に決めた)渡辺さんが来て脇に並んだ。
何十年も撮っているカメラマンは犬の臭覚にも似た第七感があり、長年の間に日々
研ぎ澄まされ発達し、今日は何処のポイントが良いかを嗅ぎ分ける習性が備わっている。
師匠の井出さんもそうだが、渡辺さんも、その一人だ。
雲海は、嘯山を超えるパワーの持ち合わせが無く、7時まで待ったが諦め、挨拶して
別れ、御坂トンネルへ向かった。向う途中の林道は北斜面にあるので、折角綺麗な
紅葉があっても光が射していない、撮らずに眺めるだけにしたが、光の回る午後は
最高のロケーションとなるだろう。但し、道幅が狭くカーブが多いので運転には、充分
気をつけて欲しい。途中、御山の見える所で、拾い撮りしながら帰った。
透き通る青空の下、浮かぶ富士山
見て・感じて下さい!富士山麓の自然を・・・♪
投稿者 pinetree : 2010年11月06日 10:42