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2010年09月23日

#松山地区敬老会

   松山地区敬老会

 9月20日、松山地区自治会主催で敬老会を開催した。
地区内には75歳以上の高齢者が300人以上おり、まずは1月前から各組に
回覧板を回し敬老会参加希望者を募集した。
 1週間前に集計した所、298名の参加希望者があり、当日までに更に
駆け込み参加者が増え、最終的に309名の希望が募った。

 自治会では、19日から準備に入り、テーブルや座布団を松山会館から公民館に
搬入しセットし、自治会長婦人らは当日サービスする煮物や揉み漬けの材料を
買いに走った。公民館へテーブル座布団を並べるが、座れる席は精々200人
多少不安ではあったがGOサインで行く事にした。

 当日は8時に夫婦共々集合し、会館と公民館に分かれた。
会館に集った婦人達は、大寸胴鍋で社会福祉協議会の作ったジャガイモを中心に
昆布・タマネギ・ニンジンの入った煮物やキャベツの揉み漬けを提供し、皆さんに
美味しいと喜ばれた。男性軍は公民館で清掃やら舞台の飾り付けをして時を待った。

 午前10時、開館 外で待っていたお客様が、民生委員の行う受付を済ませ
記念品(お饅頭・赤飯・お茶)を手に入館する。最終的に公民館に入ったお客様は
160名程だった。後の方は、家族や本人が、記念品受け渡しの引き換え券に
なっている封筒を持ち込み、受付で記念品と交換し持ち帰って行った。その後
残った記念品は民生委員さんが、1軒1軒訪ね配って回った。民生委員さんが
しっかり活動している松山地区に、行方不明者や年金不正受給者はいない。

 敬老会は松山区民憲章唱和から始まり、お年寄りへ早川君・宮下さんの感謝の
メッセージが披露され、お酒のない宴会・演芸へと移る。すその琴友会の大正琴の
演奏・ひまわり太極拳倶楽部の演舞・大々神楽子供クラブの出演・好華会による
三味線の演奏・華菱会の日本舞踊・そして婦人会が演舞を行い、地区消防第5
分団長の万歳三唱でお開きとなった。

 日本中で、段々と薄れて行く住民の繋がりだが、自治会活動を通して、地域に
住まう住民にとって、もっとも身近なコミュニテイサービスが自治会活動だ。同じ
富士吉田市内に於いて、既に、敬老会に記念品を配るだけの自治会もあると云うが
お年寄りを大切にして、こうした事業の出来る我が松山地区は、まだまだ捨てた
ものでは無いし、むしろ誇りにさえ思う。これからも、この伝統を守り続けて欲しい。

 自治会はボランテイアの集団だが、その仕事たるや連合自治会長に至っては
市会議員を越えている節まで見受けられる。いっその事、市会議員を廃止して
各地域の連合自治会長が市会議員を兼務する事になれば、議員歳費など
必要無い、議会の時だけ日当制にし、連合自治会長に出席して貰えば、市一般
財政が倹約出来るのではないかと考えてしまった。また、市HPを見ても自治会
活動に対する記述が少な過ぎる。市民と行政の間で潤滑油的仕事をしている
自治会活動を、市が軽んじている事は無いと思うが、もう少し注視して貰いたい
ものである。

投稿者 pinetree : 2010年09月23日 13:26