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2010年03月24日

#富士吉田市環境美化センター

 

 3月24日 12時30分  富士吉田市環境美化センター
 
 今日は 富士吉田市環境美化センター  へ、自治会研修に行って来た。

 最初は会議室で「噴火・地震について」のレクチャーを、安全対策課から受けたが
大規模な震災が発生した場合は、まずは家庭や職場を・・・次に近所を、てな具合で
組織的に動けるのは2~3日経たないと無理だろう。一番頼りになるのは「遠くの
親戚より、近くのご近所!」助け合いが一番だ。

 休憩を挟みセンターを案内して貰った。
センターでは焼却能力が1日・170t のゴミを焼却出来る性能で、一部忍野村や
河口湖町のゴミも処理しているそうだ。1Fのリサイクルプラザではビン・カンや
再使用可能なものを選別する場所で、ビンの色を合わせ再生業者へ送るそうだ。

 ゴミを燃やして、その蒸気でタービンを回し発電機を回して、最大1,900kwの発電を
行っている。発生する灰を、プラズマにより高温で溶融させ、スラグと呼ばれる
ガラス状の物質にしている。
 飛灰に含まれるダイオキシン類を熱分解するため、ヒーティングドラムで熱分解と
急冷を行うことにより処理する。2基のバグフィルタと消石灰・反応助剤・活性炭吹込
装置により、排ガス中のダストを綺麗にして外に排出しているそうだ。

 3階の観察ホールには明見湖から分けてもらったメダカが、スラグを敷いた
水槽で泳いでいる、安全を意識させる演出だろう。
 
 この施設は、今のところ自己完結型で理想的な処理場だと思うが、是非
事故・環境汚染等もなく、このまま稼動して貰いたいものだ。
 
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投稿者 pinetree : 2010年03月24日 21:35