2009年07月26日
朝焼けと、富士と吊るしとヤナギラン
朝焼けと、富士と吊るしとヤナギラン 北富士演習場にて
７月２６日・４時０分・気温１８℃
まだ暗い演習場を突き進むと、バンビ２頭と出合った、大きいメン玉をキョロキョロ
させながらススキの原へ消えて行った。
三国峠の上が薄赤くなっている、赤富士への期待が膨らみ、思わず「ウオー！スバラ～！」
叫びながら車を飛ばす。第二ポイントには先客が３台止まっていた。挨拶して
近くに三脚を立てると、良い感じに雲が焼けて来る。
「今朝は最高の朝になりそうですね・・・」などと、いつもは重い口も何所へやら
調子良く、会話しながら撮り始める。
久し振りの朝焼け、綺麗だ～！
御山の上には、また、今朝も吊るし雲が出ていた。今年の夏は吊るし雲のバーゲンセール
みたいで、こんなに出現したら価値が無くなるなどと呟きながらも、嬉しく頂いた。
赤富士は、またオアズケだった。赤い光線が射し込んで来る時に雲が悪戯し、光線を遮り
御山に陽が射し込んで来た時は、いきなり昼間色で明るくなるだけだった。
近くで渡辺さんの声がした。渡辺さんは機屋さんだ、声がデカくて、実に良く聞こえる
直線距離は２００メートル以上離れているのに聞こえて来るのだ。昔から、機屋さんで
働く人は声がでかかった、そうしないと織機の中では話が出来ない、声のトーンは自然と
増して来るのだ。どうやら話の内容から、お仲間とヤナギランを撮っているらしい。
声のする方向へ草原を１００メートルほど進むと、ヤナギランと御山へ向けてカメラの
砲列が出来ていた。渡辺さんと、名前は忘れたが顔見知りの方も２人ほどいる、挨拶して
端に入れて貰った。目前にはヤナギランのお花畑があり、ほど良く光も入っている
御山と絡ませて撮った。ヤナギランは初めてだ、演習場はカメラマンのワンダーランド
まだまだ知らない事ばかりだ。
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投稿者 pinetree : 2009年07月26日 08:34