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2009年06月25日

仮称・大津屋ホール誕生・・・♪

   大津蔵 誕生・・・♪  


 
 先日、下吉田まちづくり委員会のメンバーでもある桑原さんから
お電話を頂いた。「酒蔵をホールにしたいから知恵を貸して・・・」そんな
内容のお電話を頂き、日程を合わせ、過日拝見させて頂いた。

 築100年経っているそうだが、外壁は白く塗られているので古さは
感じられない。中へ入ると、内壁と天井にコンパネボードが張られ 
四角い空間になっていた。キッチリ座れば80人は収容出来るだろう。
 酒蔵の歴史を感じさせる黒く煤けた梁や天井板を、コンパネで
隠していたのが残念であったが、皆が同じ思いを寄せたので、多分
アクリル透明板などを使い、梁を見せる工夫をして貰える事だろう。
 玄関のオブジェは、絵心のある桑原さんが、酒樽をキャンバスに
貼り付けた渾身の作品だ。

 2度目に訪ねた時には本格的に大工さんが入っていた。
ヨシズを内壁に回し、舞台も出来、スタッフルームも玄関の上に
出来ていた。ヨシズの上から天井は、以前からボランテアで
手伝ってくれる北稜高校建築科生徒さんが、授業を兼ねて塗装工事を
行う予定になっている。昔は4軒あった映画館が今は無く、高校生が
嘆いたのを桑原さんが聞き付けたのが、ホール誕生の切っ掛けと聞いた。

 桑原さんは、使っていない酒蔵を利用し、皆が集まれる多目的な
ホールを作りたいと話して下さったが、富士吉田市にも、いよいよ
街を思い、住民が楽しめる場所を自らの手で創ろうという方が
現れたのが何より嬉しい。完成すれば「市民による 市民の為の
ホール」が7月12日、桑原さんの誕生日に出現する。
 富士吉田市に、文化の胎動が聞こえて来た。

    ホールの地図

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投稿者 pinetree : 2009年06月25日 16:56