« 緑に萌える | メイン | 忍野村・桂川 »

2007年05月08日

富士山五合目・ご来光

  富士山五合目・ご来光

 8日・4時0分・気温3℃・快晴                 山中湖

  
                                  パール富士

 昨夜、泊まっていたお客様に、近くに美味しいお店は無いかと尋ねられ、それではと
車で案内している話の中で明日、日の出を見に行く話をされていた。何処か良い
場所は?と云う事で、では、ご一緒しましょう!となってしまった。
 日の出は4時44分、約束を4時にした。お部屋に電話を入れると即、電話口に
出られた。以前お客様と約束をした事があったが「すいません!眠いのでキャンセル
させて下さ~い」などと云う事があったので、本気モードが嬉しかった。
 スバルラインの直線を走ると薄暗い中に富士山が堂々とあり、既に撮影の成功は
約束されたも同然だった。二~三合目と登って行く内にドンドン明るくなり、日の出の
5分程前に五合目に着いた。

 車を止め、レストハウスの展望台に上がった。眼下の山中湖は霧に覆われ神秘的な
雰囲気を醸し、その東の雲上に赤オレン色の太陽は昇った。カメラをセットし、慌てて
撮った。お客様も「ワー!綺麗!」と叫びながら、交互に撮っていた。何気に富士山に
眼を移すと頂上横に月が出ていた。「グリコのおまけ⇔一粒で二度美味しい!」って
所だろうか・・。前は太陽・山中湖、後ろは月・富士山のフルキャスト、美味しい所
取りの撮影行だっが、前を向いて「カシャ!」後ろを向いて「カシャ!」ニヤ付きながら
忙しなく撮り捲る私は、変な叔父さん?に見られたかも知れない。

 大サービスで富士山から、忍野村の二十曲峠へ向かった。
村をスッポリと覆い隠す霧をイメージしていたが、残念な事に、峠に着いた時には
霧が流れ、家並みが見えていて、二人に幻想的な景色をプレゼント出来なかった。
車の燃料計が一番下を示しランプが点灯したので、気にしながら家路に就いた。

 お客様を降ろし燃料を入れ1人でパール富士を撮りに出掛けた。
パール富士とは、ダイヤモンドが太陽ならば月は真珠、富士山頂に掛る月の事を呼ぶ。
富士山に隠れる瞬間でも良いし、その影から登る姿でも良いが、月の出入りは毎日
違うので太陽と比べると撮影は難しい。100メートル立ち位置が変われば、山頂の
真ん中に月が来ない、まさにツキが無いのだ。
 また、月の落ちるスピードも意外と速い、枝が邪魔になったので三脚を移動したら
その間に、半分月が隠れてしまい、絞りを調整する間が無く、露出オーバーの写真に
なってしまった。次回頑張りますのでご笑納下さい。

にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ←ブログランキング参加中
  こちらをクリック!して応援してね!
 

投稿者 pinetree : 2007年05月08日 17:18