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2007年01月24日

世界文化遺産の候補に決定

 富士山麓 撮り立て映日記 2

       今朝の富士山
 24日・6時・-3℃
到着して直ぐに撮った中から選んだ2枚です。
上空は晴れているのだが、低い雲が垂れ込め、5分程お山の頂上が
観えただけだった。7時には帰館してしまった。自然は難しい!

@「富士山」を世界文化遺産の候補として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の
 「暫定リスト」に追加掲載することが決定されました。

 文化庁の文化審議会文化財分科会はユネスコに提出する世界文化遺産の国内候補の
 暫定リストに山梨、静岡両県が推す富士山など4件を追加掲載することを決めた。
 23日に開かれた文化庁の文化審議会で、全国の自治体から提案された24の候補に
 ついて審議した結果、富士山、群馬県の富岡製糸場、飛鳥・藤原の宮都、長崎の
 教会群の4件がユネスコの暫定リストに記載されることになりました。
  文化庁では、審議結果を受けて、2月1日までにユネスコに対して「暫定リスト」
 への掲載を申請します。リストへの掲載は、通常、申請通り認められるため、今年
 夏のユネスコ世界遺産委員会で正式に認可される見通しです。このリストの中から
 ユネスコが候補を推薦し、世界文化遺産委員会で最終的に審議して、登録が決まり
 ます。  TBS Newsから

  念願であった世界文化遺産の国内候補にノミネートされ、まずは良かった。
 この事により私達の生活にどの様な変化をもたらすかは、まだ未知数で判断出来ないが
 富士山の事が日常生活に於いて話題に上がり、関心を持って貰える事は何より良い事だ。
  然しながら振り返って見ると、富士山のお膝元に住んでいる住民にとって富士山は
 いつも、そこにある存在で、あまりに当たり前に見聞きし過ぎて、富士山を知ろうとか
 歴史・文化をもっと勉強しようとか云う気持ちにならなかった気がする。
  まずは富士山麓に住まわせてもらっている地元住民が、富士山の事をもっと勉強し
 先人の築き上げた文化や、守って来た環境に誇りと自信を持ち、次世代へ継承して行く
 事が出来れば、世界文化遺産の国内候補にノミネートされた意味合いは大きいし
 また、しなければならない住民の責務だと思う。  
  
 

投稿者 pinetree : 2007年01月24日 00:19