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2006年12月21日

武藤傳太郎君

     

 一昨日の晩、入会している「富士山恵み会」と「命の大国ネットワーク」合同で
忍野村” 八洲(やしま) ”さんにて祝賞会がありました。  

友人、武藤傳太郎君が平成18年11月25日、福井県で行なわれた日本一のお米を決める
大会(米食味鑑定士協会主催)第8回 全国米食味鑑定コンクールに於いて、全国名稲会
ダイヤモンド褒章を受賞(受賞条件・過去5回の入賞のうち金賞3回以上)致しました。また
今大会約1800検体中最高得点(食味計・味度計の合計点)で福井大会実行委員長賞も
重ねて受賞致しました。素晴らしい!名誉です、誇りです!米創りの名人の誕生です♪

 高冷地の富士山麓は稲作には向かず不毛の土地と長い事呼ばれて来ましたが、武藤君の
努力精進により、この地の特長である寒暖の差を逆に利用した農法を開発し、コンテストで
毎年入賞する米ミルキークイーンを創り出しました。水にこだわり、土にこだわり、無農薬で
有機肥料を使い安全で美味しい、付加価値のあるお米の産地として富士吉田市の名前を
売り出し、これからの農業の可能性を示唆しました。

 今年は武藤君の仕掛けで8月~10月まで、毎週土曜日の午前中、下吉田駅舎を借り
市内のお子さんを持つ若いお母さん達を中心に、子供の”食”を考え行動するグループ
「命の大国ネットワーク」と一緒にフリーマーケットを開き、販売しながら食育をテーマに
声を掛け、10月後半には、店開きを待ちきれず近所のおばあさんが待っていたと聞きました。
楽しみながら街の活性化に寄与したのではないでしょうか。

 依頼があれば仕事の合間に全国を講演して歩く武藤君ですが、残念ながら地元の
評価は沈黙に近く、生かせないない現実があり、情けない思いです。良い物は良しと認め
地元が盛り上げて行く土壌を作らねば・・・。
 
 第8回 全国米食味鑑定コンクール
  傳兵衛HP

投稿者 pinetree : 2006年12月21日 11:09