2006年11月15日
紅葉情報
ー富士山麓錦秋絵巻 Vol 19ー
平成18年11月14日 鐘山の滝
7時半に起床し、鐘山の滝へ行って来た。
モミジは丁度見頃を迎えており、過日の様子と一変し、富士見公園は
秋色に満ち溢れていた。また、滝は水量が増し、轟音が園内に響き渡り
迫力一杯である。早起きは3文の得、滝の右方から斜光が射し込み
立ち昇った飛沫を映し出す演出をしていた。
滝上の森にはカエデ・ケヤキ・モミジ・ブナ等の落葉樹林があり
葉っぱに斜光があたり綺麗だった。
滝つぼ手前に富士山方向に伸びる沢があり
50メートル程歩くと、ガイドロープ伝いに滝つぼ上に
回り込む登り道があり、その横に、一部苔に覆われた
古い石垣があった。その昔、戦国時代の武田氏が
統治していた頃、滝上に砦が築かれており、吊っていた鐘が誤って滝に落ちた。
その故事から「鐘山の滝」と名付けられたと聞く。はたして、この石垣はその頃の
ものだろうか?「鐘山の滝」は古人の歴史ロマンが広がる場所だ。
投稿者 pinetree : 2006年11月15日 17:49