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2006年10月28日

紅葉情報

  ー富士山麓錦秋絵巻 Vol 6 ー 10月28日

  
 スバルラインを上がり富士山五合目迄行って来たが、景色は16日と一変していた。
3合目から上の落葉樹は殆ど葉を落とし、すっかり冬支度になり、自然の移ろいの
速さに驚いた。この時期、黄金色でフィナーレを飾るのがカラマツだ。良く晴れた日
富士山を下界から観ると、五合目周辺が黄色く色付いているのがカラマツだ。
 カラマツが住宅周辺にあると、秋の終わりには屋根に登りトヨを掃除しなければいけない。
多少離れていても風に乗って舞い落ち、トヨがカラマツの葉で詰まってしまうからだ。
山麓ではそんな理由もあり、カラマツは嫌われ者になっている。そんなカラマツも
富士山にあっては富士の彩りに欠かす事の出来ない一色になっている。

 紅葉前線は標高1000~1500メートル辺りまで下りて来た。富士山麓は
11月上旬に見頃を迎える。


     
 富士山の樹海を10キロ程走る 県道鳴沢・富士ケ嶺線 は、まさに木立のトンネル
今が盛りだろうか。紅葉している木々の葉に大陽の光りが当たると、それぞれが
発色し輝き、とても美しい。葉の間を通り抜ける光りのシャワーも、まるでタイム
トンネルをドライブしてる様で運転が楽しくなる。但し、夜はこの道を決して1人では
走りたくない、光りの無い、寂しい道・・・怖い道だ。

投稿者 pinetree : 2006年10月28日 16:42