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2006年08月20日
ムサちゃん日記 3
午後7時45分、お客様から頼まれたダッジオーブンが出来上がったのでお部屋にお届けし
ブラブラ庭内を歩いていたら頭上の木で微かに「カサッ!」目を見やるが姿無し。気のせいかと思い
片付け仕事をしていると杉の木上で、また「カサッ!」でも、おかしいな~と疑問に思いつつ、いつも止まる
松の木を見ると、いました!ムサちゃん登場です♪
木の天辺まで登ると躊躇せず12号室の露天風呂から生えている松の木へ フラ~~~~イ!
相変わらず見事な滑空です。そこから枝伝いに登り、今度は自宅と別荘の間にある塀側の松の木へ
フラ~~~~イ! この木にはツタウルシが木に絡まっていて、実がなっている、それをムサちゃんが
食べに来るムサちゃんN01ポイントなのだ。前回もここで見た。
丁度、囲炉裏で花火を始めようかとしていたお客様に「ムササビ見た事ありますか?見れますよ♪」と
お誘いすると、7人ファミリーが付いて来た。乱暴ではあるが良く見えるようにライトを当てると金色に輝く
目が2ツ光り、お客様から「ほんとだ!凄い!大きい!」と、声が上がったが、ライトを消してしまうと
余り動かないので2~3分で花火をしに帰って行った。 ジッ~ト静かにしていると「カリカリ♪」と食事中の
音が聞こえる。1人で通りかかったお母さんに教えて差し上げると「子供を呼んで来ます!」と、お部屋へ
すっ飛んで行った。ログハウスのお客さんだった。子供達を7人連れて来たのでスポットライトを当てると
まるでワンマンショーのステージでお辞儀をする様に一旦枝に止まり、後は幹をスルスルと登り枝から
枝へ、松葉の密集する中へ消えて行った。
今までは鳴き声がしない時は来ていないと思っていたが、これからは考え方を変えなければ
鳴かなくても来ているのだ。ただ気が付かなかっただけなのだ、やっぱムサちゃんは富士山麓の
忍者なのだ。
投稿者 pinetree : 2006年08月20日 22:48