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2006年08月15日

飯ごう炊さん


                                                                     
 本日、お越し下さいました山田さんファミリー♪
”飯ごうでご飯を焚きたい!”とのリクエストを頂いておりました。不安に思い
炊飯器がございますが・・・と話すと、子供達に見せたいとの事だった。

 夕方、お部屋からお電話が入り、始めたいので仕度をお願いしますとの事。
囲炉裏に薪を準備し火を点けた。暫くすると飯ごうが2台届き「じゃ、お願いします♪」と
部屋へ帰ってしまった。あれあれ?「人間は火を手にし、火をコントロールして道具を使い
太古の昔から万物の長となった」などと、子供さんと話したり、お父さん達と世間話など
したかったのに・・・(-_-;) ともあれ、飯ごうの当番を任されてしまったのだ。
 正直に言います。飯ごうを焚いたのは小学校の林間学校以来なのだ。

 要領はダッジオーブンと変わりあるまい「クツ・クツ」と鳴っている音が消えれば水が
無くなった合図、それを待ち、火から降ろせば良かろうて・・・。
 音が無くなり、お焦げの香ばしい匂いが煙の匂いに混ざって感じる。 良~し!
火から降ろして、お泊まりのログハウスへお持ちした。BBQコンロの上には肉が乗り
焼けた脂の香りが漂い、真っ最中!夕飯前の胃袋を刺激する。「お待たせしました♪」
フタを取ると、ご飯から立ち登る湯気と歓声が上がった。丁度BBQコンロに炭が入り
アルコールが入ると共に舞い上がってしまい、飯ごうを忘れたのだそうな・・・。

 でもね、飯ごう炊さんは火を起し、立ち上る煙で目に涙してこそ初めて、ご飯って
煮る(焚く)には米と水が必要で、木を燃やして炎で飯ごうを焼いて作るって事を知る
良い機会なんだけど・・・ね。 次回いらした時は是非その様に ネ♪

投稿者 pinetree : 2006年08月15日 20:38