2002年06月07日
ワールドカップ
埼玉スタジアムから先程帰って参りました。
良いゲームでした! 感動しました♪
日本対ベルギー戦、観戦報告
4日、12時に友人宅を出発5名で向かった。
混雑等を考慮して、車を新宿の地下駐車場に止め、電車を利用しての行軍だ。
食事の為立ち寄った石川SAでは、5人全員青いジャパンの戦闘シャツを
着ていた為注目を浴び、高校生からは「頑張れ日本!」の声援を受けたり
おじさんからは「日本は点を取れるかね」などと質問を寄せられたり、関心の
高さをいやが上にも感じた。新宿駅では埼玉に向かう同輩にチラホラと出会った。
目が合うとテンションの高さを押さえる様に親指を立て、手を前に掲げた。
駒込で埼玉高速鉄道に乗り換えると、電車の中8割は行軍の同輩であった。
それぞれに気合が入っているが、そこは同輩である、他人同士なのだが、すぐに
笑顔で横の人とも会話が成立する日常では考えられない異空間だ。
浦和美園駅で下車、徒歩でスタジアムに向かった。幅5メートル以上の道路が
同輩の行軍で途切れない。前方にきれいな銀色に輝く戦場が見えた。
セキュリテイーチェックを受けスタジアムの中に入るが、私服、制服警官、警備員
の数が多いと感じたが、明石市の事を思えば致し方ないのだろうか。ビールも
販売の時間が決められており、買う事が出来なかった。でも、酒を飲みに来た
訳ではないし、変にテンションが上がり騒動が起こる事を考えれば、しょうがない
事だろうか。 会場内また周辺ではベルギーサポーターと一緒に肩を組み写真
撮影したり、掛け合いで声援の交換をしたり、とても楽しく微笑ましい雰囲気に
ここが弾の飛び交わない戦場である事を忘れさせてしまう。
ホーム側でサポーターが掲げる日の丸、畳にしたら何百畳になるのだろう
掲げられ揺れ動くジャパンのユニホーム、国家斉唱に胸が熱くなり声が出ない。
自分の中にこんなにもナショナリズムを感じる感性があったなんて・・・。
ボール1つでこんなにもナショナリズムを感じさせるサッカーって凄いな・・・。
にわかサポーターにピッチの萌える緑が印象的で、強烈に胸が燃えた。
戦いはご存知のとおり日本がサポータの後押しを受け、勝利に向け懸命な
プレーを見せ、見ている者にとってスリルのある展開で2−2の引き分けであった。
自分としては敗戦を覚悟しての観戦だっただけに、日本がワールドカップに
参戦し、歴史的な初めての勝ち点1は嬉しかった。稲本の高度な?ファウルが
悔やまれてならない。
帰りに寄った石川SAで若いサポーターが声を掛けて来た。「お疲れ様でした♪
俺ら国立!・・・一緒でした?」 「イヤ、埼玉へ・・・」「失礼しました!」と最敬礼を
されてしまった。青年達の笑顔が輝き印象的で嬉しかった。
願わくばベスト16に残り、経済波及効果で低迷した日本経済を底上げし
ドーンと1兆円も上げて貰いたいものだ。
投稿者 pinetree : 2002年06月07日 12:19