ワールドカップ見ちゃいました




 オーレー♪ オレ オレ オレー♪


埼玉スタジアムから先程帰って参りました。


 良いゲームでした! 感動しました♪ 




日本対ベルギー戦、観戦報告

 4日、12時に友人宅を出発5名で向かった。
混雑等を考慮して、車を新宿の地下駐車場に止め、電車を利用しての行軍だ。

 食事の為立ち寄った石川SAでは、5人全員青いジャパンの戦闘シャツを
着ていた為注目を浴び、高校生からは「頑張れ日本!」の声援を受けたり
おじさんからは「日本は点を取れるかね」などと質問を寄せられたり、関心の
高さをいやが上にも感じた。新宿駅では埼玉に向かう同輩にチラホラと出会った。
目が合うとテンションの高さを押さえる様に親指を立て、手を前に掲げた。
駒込で埼玉高速鉄道に乗り換えると、電車の中8割は行軍の同輩であった。
それぞれに気合が入っているが、そこは同輩である、他人同士なのだが、すぐに
笑顔で横の人とも会話が成立する日常では考えられない異空間だ。 

 浦和美園駅で下車、徒歩でスタジアムに向かった。幅5メートル以上の道路が
同輩の行軍で途切れない。前方にきれいな銀色に輝く戦場が見えた。
セキュリテイーチェックを受けスタジアムの中に入るが、私服、制服警官、警備員
の数が多いと感じたが、明石市の事を思えば致し方ないのだろうか。ビールも
販売の時間が決められており、買う事が出来なかった。でも、酒を飲みに来た
訳ではないし、変にテンションが上がり騒動が起こる事を考えれば、しょうがない
事だろうか。 会場内また周辺ではベルギーサポーターと一緒に肩を組み写真
撮影したり、掛け合いで声援の交換をしたり、とても楽しく微笑ましい雰囲気に
ここが弾の飛び交わない戦場である事を忘れさせてしまう。

 ホーム側でサポーターが掲げる日の丸、畳にしたら何百畳になるのだろう
掲げられ揺れ動くジャパンのユニホーム、国家斉唱に胸が熱くなり声が出ない。
自分の中にこんなにもナショナリズムを感じる感性があったなんて・・・。
ボール1つでこんなにもナショナリズムを感じさせるサッカーって凄いな・・・。
にわかサポーターにピッチの萌える緑が印象的で、強烈に胸が燃えた。

 戦いはご存知のとおり日本がサポータの後押しを受け、勝利に向け懸命な
プレーを見せ、見ている者にとってスリルのある展開で2−2の引き分けであった。
自分としては敗戦を覚悟しての観戦だっただけに、日本がワールドカップに
参戦し、歴史的な初めての勝ち点1は嬉しかった。稲本の高度な?ファウルが
悔やまれてならない。

 帰りに寄った石川SAで若いサポーターが声を掛けて来た。「お疲れ様でした♪
俺ら国立!・・・一緒でした?」 「イヤ、埼玉へ・・・」「失礼しました!」と最敬礼を
されてしまった。青年達の笑顔が輝き印象的で嬉しかった。
 願わくばベスト16に残り、経済波及効果で低迷した日本経済を底上げし
ドーンと1兆円も上げて貰いたいものだ。









('03/6/7)

 =御縁のチケット=
 
 明日4日、なんと日本対ベルギー戦の試合を、埼玉スタジアムに見に行ける事に
なりました。昨夜、チケットを友人の伊藤さんから譲って貰いました。

 伊藤さんは、カズに憧れ、チームのエースストライカーのサッカー少年であった長男
嘉一君を、8年前に11歳の若さで亡くしました。
 サッカー好きの主人は、お客様と鮨をにぎりながら、よくサッカー談義をします。また
仏教の話になると、子供に先立たれた不幸を克服し、その心の傷を癒す為に懸命に
勉強されたので、なまじの宗教家や坊さんとも対等に渡り合います。ですからその様な
お客様はいらっしゃいませんし、足を向けたがりません。この辺りが主人の癖、イマイチ
儲からない所でしょうか? でも、同じ痛みを持つお客様からは慕われ、鮨を握る
菩薩様と呼ばれ? 会話をし、鮨を食べているうちに癒されていくのだ。
 カウンターの箸の下に何気なく敷かれた和紙には、主人の手書きで、主人の好きな
禅語などの句が書かれており、和ませてくれる。 そんな、主人を知るお客様が
嘉一君と一緒に行くようにと、気配りをして分けて下さり、私もついでに頂けた訳です。

 嘉一君が元気だった頃、先ワールドカップ予選だったと思うが、国立競技場で行われ
カズ、ラモスも出場した、スリランカ対日本戦を一緒に観た思い出があります。
 そんな、御縁のチケットなのです。
 ありがとう!嘉一君! 明日は皆で一緒に応援に行こう♪

  フレー!フレー! 日本♪  頑張れ! 日本♪ 
           
         
       

('03/6/3)

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